失敗しないゼロからはじめる家づくり

 

【44年注文住宅の実績があるスズコー】がご紹介します。

 

 

5月の従来の高気密住宅の家【WB工法「呼吸する家」以外】はどんな感じですか? 

 

「従来の高気密住宅」にとって、5月は「外は最高に気持ちいいのに、家の中が妙に暑い」という、独特のジレンマが起きやすい時期です。

 

WB工法【呼吸する家】のように家が自動で「衣替え」をしないため、魔法瓶のような構造が裏目に出やすい季節でもあります。具体的には以下のような状態になります。

 

1.「熱ごもり(オーバーヒート)」の発生

 

これが最大の特徴です。5月の強い日差しが窓から入ると、その熱が断熱材に閉じ込められ、逃げ場を失います。

 

★現象: 外気温は22℃前後で爽やかなのに、室内は27℃〜28℃まで上昇することがあります。

 

★WB工法との違い: WB工法は壁の中の空気が熱を逃がしてくれますが、従来の高気密住宅は「窓から熱を入れない」という対策を住人が自ら行わない限り、どんどん熱が蓄積されます。

 

2. 湿気が「逃げない」ことによるムシ暑さ

 

5月は「走り梅雨」といって、急に湿度が高くなる日があります。

 

★現象: 料理の湯気、お風呂の湿気、そして人の呼気が室内に溜まります。高気密住宅は隙間がないため、24時間換気システムだけでは湿気を排出しきれないことがあります。

 

★体感: 温度計の数値以上に「肌にまとわりつくような空気感」になりやすく、5月の段階で「除湿のためにエアコンをつけようかな」と迷う場面が増えます。

 

3.「24時間換気」とフィルターの汚れ

 

5月は花粉(ヒノキ)、黄砂、PM2.5が舞いやすい時期です。

 

★メリット: 高性能なフィルターを通した空気だけが入ってくるため、窓を閉め切っていれば室内は非常にクリーンに保たれます。

 

★デメリット: その分フィルターが汚れやすく、目詰まりすると換気能力が落ちて、室内がさらに「どんより」した空気になりがちです。

 

5月の高気密住宅での「過ごし方の正解」

 

この時期、WB工法以外の高気密住宅にお住まいの方、あるいは検討されている方は、以下のポイントが重要になります。

 

★日中の「遮光」を徹底する: 南側の窓は、昼間はカーテンやシェードを閉めて、太陽熱を室内に入れないことが鉄則です。

 

★夜間の「冷気」を取り込む: 外気温が下がる夜に窓を開けて家を冷やし、朝になったら窓を閉めてその冷たさを逃さない(蓄冷)という、魔法瓶の特性を活かした工夫が必要です。

 

★サーキュレーターの活用: 空気が淀みやすいため、エアコンをつけるほどではなくても、サーキュレーターで空気を動かすだけで体感温度がぐっと下がります。

 

💡まとめ🏠✨

 

5月の従来の高気密住宅は、「住む人が上手にコントロールすれば極めて快適だが、放っておくと外より暑い家になる」という、少しテクニカルな季節といえます。

 

「家におまかせ」でさらりと過ごせるWB工法に比べると、日差しや湿度の管理に住人の意識が必要になる時期です。

 

 

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